施工マニュアル

はんだ付(ソルダー接合法)

1.切断及び面取

管は管軸に対し直角に切断することが必要です。
内外面のカエリはていねいにとって下さい。

2.管端修正及び磨き

変形した場合は必ず修正して下さい。
ナイロンタワシ(♯280~230)等で継手にラップする長さだけ酸化膜や油脂を取り去ることが絶対必要です。

3.フラックスの塗布

TF-Hソルダーフラックスは銅管のはんだ付される部分の両端からそれぞれ3~5mm離して全面に塗布します。
おす(差込み側)だけ塗布で充分です。
塗布しない部分も拡散により十分カバーできます。

注意 継手内面や管端まで多量のフラックスを塗布すると銅管を腐食させることがあります。

4.加熱接合

完全なはんだ付には適正温度と均熱が最も必要です。
TF-Hソルダーワイヤーは融点が221℃なので、はんだ付部全体がはんだ付適温にならなくとも、はんだは流れ始めますが、あくまでもはんだ付適温の280℃前後に加熱することが必要です。
この目安としては当てている炎の先が薄黄緑に変色してくる時点ですが、その時間は場所・気象条件などによって異なりますので、経験的に体得して下さい。
加熱しすぎますと、はんだはポタポタ落ちてしまい管と継手の隙間に吸込まれず、また銅管自体も軟化の状態となり強度が低下します。

注意 ねじ部は直接加熱しないで下さい。目視でピンホール等あるときはフラックスを追い差してから加熱し、はんだを差して下さい。

5.事後処理

はんだ付完了後ぬれ雑巾等で接合部をぬぐって下さい。はんだ付部が安定し、外面に付いたフラックスの除去が出来、又ヤケドの心配もなくなります。配管内にフラックスが誤って入った場合、早い時期に管内に水をいきおいよく流し洗滌すると、フラックスによる事故は防げます。はんだが固まる前の急冷はさけて下さい。
青銅鋳物の急冷は特にさけて下さい。