施工マニュアル

ろう付(HIブレーズ接合法・りん銅ろう付)

○給水-給湯配管の呼び径1・1/2以上の接合に適しているほか、医療ガス用配管に使用されます。

1.切断及び面取

2.管端修正及び磨き

Hソルダー接合法と同様におこないます。

3.フラックスの塗布

注意 銅管と銅継手及銅管と青銅継手のろう付には、フラックスは不要です。
(銅管と黄銅継手のろう付には硬ろう用フラックスをご使用下さい。)

4.予熱

接合部付近全体を暗赤色(500~600℃)になるまで予熱します。炎は管軸に直角に当て、常に動かして管と継手を交互に円周方向をジグザグ状に進めます。

5.加熱差しろう

[注意事項]
冷媒配管のろう接は、ろう付温度の低い銀ろうを使い、N2ガスをブローしながら実施することが望ましい。

銅管及び継手が赤褐色から淡赤色(720~815℃)になったときにろうを差します。すきまの入口にろうを当て、吸い込まれていけば適正温度です。継手止め部まで十分に加熱してろうを浸透させます。

フィレットは接合部の強度・耐圧・耐もれ性などに大きく寄与します。すきまにろうを十分浸透させたあと、炎を少し弱く調節して(遠ざけて)ろうを差し大きなフィレットを形成して下さい。

 
強制 ろうは銅管にまきつけるように差し、スタート地点を少しオーバーランさせます。

6.事後処理

室温に近くなってから酸化皮膜をウエス等で除去します。
強制 黄銅継手は銀ろう付をして下さい。
銀ろう付は銅管と銅管継手・青銅継手の接合でもフラックスが必要です。